ドイツ見本市情報：　inter airport europe 2017 / 第21回　国際空港機器・技術・設計・サービス見本市

29.09.2017

1977年にフランクフルトで開催されたのをはじめに、1999年以降はミュンヘンの国際見本市会場において、隔年に開催されるinter airport europeは、空港技術とサービスのすべての分野をカバーする見本市です。会場では、ターミナルエリアの設備、設計と計画、地上設備のイノベーション、空港のITシステムに関するソリューションと提案を行います。

inter airport europeは、以下の４つの分野に分かれています。

1．interTERMINAL

製造、インフラ、技術設備、ターミナルサービスが含まれます。

ターミナル建設および技術設備

旅客ハンドリング、手荷物取り扱い、セキュリティシステム、荷役、旅客情報システム、技術設備、ターミナルインフラ、駐車場

サービス

団体、アドバイザリーサービス、土地利用・不動産、保守管理、報道・情報サービス

２．interDATA

最新のインタラクティブな空港用の特定のハードウェアとソフトウェアを表示します。

情報技術（IT）とソフトウェア

空港管理、手荷物管理と追跡システム、フロント組織、乗客管理、貨物管理、航空交通管制、インターネットサービス

ITハードウェア

コンピュータサーバー、光学式文字認識装置（OCR）・バーコードリーダ、プリンタ・スキャナ・その他の周辺機器

３．interRAMP

グランドハンドリング、グランドユニット、空港や空港の建設などの主要分野が含まれます。

グランドハンドリング、グランドユニットおよび付属品

航空機取り扱い、ドッキングシステム、操作面とデバイス、荷役、手荷物取り扱い、旅客ハンドリング、消防隊員と救助隊、消耗品および燃料

技術システム（エアサイド）

航空機の整備、照明、鳥の保護と抑制システム、ナビゲーション補助、フリート管理、セキュリティシステム（例：飛行監視）

空港の建設と設備

ハンガーの計画と建設、マーキングと看板、事業領域の計画、建設および維持、空港設備（例：タンク貯蔵）、計画コンサルタント、建設監理

４．interDESIGN

端末装置、インテリア・アーキテクチャー、一般的な設計要素が含まれています。

建築とインテリアデザイン

コンサルティング・企画、座席・ラウンジ・一般的な家具、喫煙エリア、ショップフィッティング・修復エリア、床材・壁材、サニタリー、布地・カバーおよびその他の材料、照明・日焼け防止、スペースアコースティックとサウンドデザイン

情報デザイン

広告メディア（ディスプレイ）、乗客の誘導システム、標識（乗客エリア、飛行プラットフォーム）

inter airport europe 2015は再び非常に国際的なイベントで、 出展者と来場者の約70％はドイツ国外からでした。 ドイツにとって最も重要な出展国は、米国、英国、フランス、オランダ、イタリア、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、スイスです。 また、訪問者は、ヨーロッパ、中東、東南アジア、中東、アメリカの各国から訪れました。